“非常ブレーキスイッチ”とは?大阪シティバスが『新型車両』導入 14人死亡事故受け導入進む安全装置を採用(2020年11月5日)
「大阪シティバス」は、41年ぶりに大阪市営バス時代から続く車両をリニューアルしました。新しい車両には、運転手の体調に異変などが起きた際に、乗客が車両を止めることができる『非常ブレーキスイッチ』が設置されました。
イメージカラーのグリーンをベースにデザインが一新された新型車両。車内では座席自体の幅が5cm広げられました。
中でも最大の特徴は…運転手の体調に急に異変が起きた際などに、乗客が押すことのできる『非常ブレーキスイッチ』です。実際に走行中に押させていただくと、時速40kmほどで走っていたバスが、警報を鳴らしながら速度を落とし、安全に停止しました。
この非常ブレーキシステムは、4年前に長野県軽井沢町で起きた14人が死亡したスキーバス事故の後、長距離路線バスを中心に全国で導入が進んでいますが、路線バスに導入されるのは珍しいということです。
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