【ドラレコ】令和元年東日本台風(19号)豪雨災害から箱根の復興 被災1年10日後の様子 かつての賑わいが戻ってきた箱根に今だに残る災害の爪痕と、それを支え陰で今なお完全復興に尽力する人々の記録
目次(おおよその時間の目安)
最後の強羅駅以外は全て国道1号線上の地点
特に注意書きのない地点は2020年10月21日の映像です。
1:02 芦之湯バス停
1:18 東芦之湯(3.6倍速中)
1:52 被災10日後に水の染み出していたカーブ
2:00 当時のカーブに水が染み出している当時の様子(2019年10月21日)
2:40 元恵明学園前(3.6倍速中)
道路上における水害の顕著だった区間、岡田美術館前〜箱根ユネッサン〜山王神社下にかけての映像比較
3:05 被災約1年後、2020年10月21日の映像
3:54 被災約10日後、2019年10月21日の映像
4:51 被災約2カ月後、2019年12月11日の映像
5:43 山王神社下
小涌谷駅上の崩落した歩道の様子の映像比較
6:37 被災約1年後、2020年10月21日の映像
6:48 被災約10日後、2019年10月21日の映像
7:08 被災約2カ月後、2019年12月11日の映像
7:41 箱根登山鉄道「小涌谷踏切」
小涌谷踏切の様子の画像比較
7:54 被災約1年後、2020年10月21日の画像
8:04 被災約10日後、2019年10月21日の画像
8:16 被災約2カ月後、2019年12月11日の画像
9:47 蛇骨橋(すぐ上の登山鉄道の被害が甚大だった場所)
国道から見た蛇骨橋の画像比較
9:57 被災約2カ月後、2019年12月11日の画像
10:02 被災約1年後、2020年10月21日の画像
11:51 宮ノ下交差点
12:05 富士屋ホテル前
14:19 大沢橋西の臨時資材・機材搬入路?
搬入路?画像比較
14:26 被災約2カ月後、2019年12月11日の画像
14:47 被災約1年後、2020年10月21日の画像
15:15 大沢橋(すぐ上の登山鉄道の被害が甚大だった場所)
16:19 箱根登山鉄道 大平台駅前
16:45 大平台のヘアピンカーブ
18:16 箱根登山鉄道 出山鉄橋下(3.6倍速中)
18:50 塔ノ沢温泉街(10倍速~3.6倍速中)
19:22 函嶺洞門前(10倍速中)
19:50 箱根湯本温泉街
21:06 箱根湯本駅前
21:40 被災約10日後、2019年10月21日の箱根湯本
22:38 被災約2カ月後、2019年12月11日の強羅駅前で線路上に板を敷いて設けられた代行バス発着所の画像
23:10 2020年10月21日、強羅駅を出発する電車の映像
神奈川住みの私は2019年10月21日に、浜松方面のツーリングから帰る時、豪雨災害のことをすっかり忘れて、帰路に国道1号を行く箱根路を何となく選び、実際に通ったら余りの悲惨さに仰天しました。
水が引いて間もない芦ノ湖はまだ回復している方で、芦乃湯を越え小涌谷沿いに降りてきて驚きました。岡田美術館のあたりの道路が濡れているなあと思ったら、その先の小涌園ユネッサン前の道路に水が流れて、行き着いた道路右側は強化ビニールと土嚢で仕切られているものの、渓流か、はたまたウォータースライダーかと思うほどの急流が流れていて更にビックリ。豪雨災害から10日近く経ってもこの状態とは…。被災当時は国道1号が全て川と化したのか両側の歩道の敷石が流されたりめくれ上がったりで、目を覆わんばかりの光景が国道沿いに広がっていました。
もっともショッキングだったのは、箱根登山鉄道の小涌谷踏切でした。強羅方も箱根湯本方も線路にガレキが積ったり敷石が流されてドロだらけ。しかも10日経つのに放置している感じだし。これは尋常じゃない事態だと思いました。
浜松方面へのツーリング時のドラレコ映像を編集する前に、箱根の部分だけを編集しYouTubeにアップしたところ、たくさんのアクセスをいただきました。
これは復興の過程を記録しなくてはいけないと言う勝手な使命感にかられ、豪雨災害後の約2カ月後の2019年12月11日にも同じ行程の映像を撮って行くうちに、ある変化が見られました。箱根登山鉄道の復旧工事が本格的に始まっていました。例の小涌谷踏切はトラックや重機の出入口となり、全く手をつけていなかったと思われる10月とは違い、国道沿いのあちこちの谷と言う谷に重機が配置されひっきりなしに動いていました。せわしい小涌谷踏切も、線路に板を敷いて臨時に設けたバス停に代行バスが出入りする狭い強羅駅前などは、部外者がおいそれと見学に行けないくらいのものものしさで、箱根登山鉄道の本気を感じました。
閑散とした芦ノ湖沿いの、とある店の店主は「世間にはまだ広報されていないが、箱根登山鉄道の復旧は早くても来年の秋頃になると関係者には話が回っている」旨のお話を伺いました。
しかし、箱根登山鉄道は強羅や小涌谷踏切で感じた本気を出したのですね。当初の予定より3カ月前倒しとなる7月23日に復旧を遂げました。
先日、運良く自分が何の気無しに箱根路を通ってからまる1年となる、2020年10月21日に再び箱根に行くことができました。
今回の動画は、国道1号を同じルートで辿りながらも、復興の様子が見て取れる部分や、電車は平常運行ですがまだまだ工事は終わっていない部分なんかも映像に収めることが出来ました。
同じ場所でも被災約10日後、2カ月後、1年後と時間と共に復興してきている箱根と、そうでない部分なんかも見られる映像になったと思います。皆さんに今の箱根を知っていただき、箱根の皆さんの頑張りを少しでもお伝えできていたら幸いです。
是非最後のゴールならぬ、強羅まで見ていただけたらと思います。
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